令和8年2月住職挨拶
令和8年2月21日
ホームページをご覧頂き、ありがとうございます。
龍源寺住職より、謹んでご挨拶申し上げます。
2月に入り、雪もだいぶ落ち着いて参りました。
少し車を走らせれば、雪の溶けた田畑に白鳥がやってきているのを見ることも出来ます。
子吉川の水は透き通り、日に照らされた残雪の山は美しく見えます。
決して普段から自然の美しさを讃えたり、詩に読んだりする人間ではありませんが、
季節の移り変わりに気がつくと、おのずから足を止め、手を止めてそれを見ている自分がいます。
根本的に、移り変わる、というのは人を感動させるものであることに気がつきます。
感動、というのは様々な意味が含まれます。
美しさに涙を流したりすることも感動であれば、過ぎた季節を悲しんだり悔やんだりすることも感動です。
私たちは、移り変わるものに心を動かす感性を持っています。
同時に、変わって欲しくない、このままでありたい、いて欲しいと願うこともまた私たちの感性です。
これは仏教ではとても強調されることです。
うつりかわることに心を動かすことを忘れない、鈍らせない。
過ぎゆく物事を受け止め、いま移り変わったものに気がつき、ちゃんとリアクションする。
毎日の暮らしを楽しみ、自己を楽しむ大切なポイントの一つであろうと思います。
故ティクナットハン老師は、自分の中の枝を育む、という言い方をされていました。
この季節の移り目、変わり目は、育むよいチャンスかもしれません。
風邪の多い季節ではありますが、窓を開ける、ドアを開けることは忘れずに過ごしたいと思う今日この頃です。
そのチャンスに、少しだけでもお寺にお立ち寄り頂けるととても嬉しく思います。
皆さまのご参拝、お越しをお待ち申し上げております。
住職 合掌





