龍源寺は、秋田県由利本荘市矢島町にある曹洞宗の寺院です。山号は金嶺山、本尊は釈迦如来。
住職挨拶
謹んで、能登半島地震にて被災された皆さまにお見舞申し上げます。
3年前、縁あって能登の總持寺祖院に拝登し、法要の導師を勤めさせて頂きました。
中越沖地震からの再興を果たし、厳かに建て直された伽藍を見、礼拝をし、
ありがたくも背筋の伸びる思いを致したことを覚えております。
諸行無常が世の法と言われますが、その中で「我々がどうするか」が最も大事なことであると思います。
中にあって、外にあって、その時その事に当たって「私はどうするのか」
そのことを常に問い続ける、心がけねばならないことです。
私たちの中で、それができる智慧と勇気が育ってくれることを願ってやみません。
被災地の皆さま、被災地のために活動する多くの皆さま、
そして一人一人にいらっしゃる家族友人皆さまの安寧を心よりお祈り申し上げます。
住職 合掌
令和6年3月1日
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諸堂案内
![龍源寺|航空写真](https://www.ryugenji.or.jp/wp-content/themes/ryugenji2019/images/satellite.jpg)
金嶺山 龍源寺は、福井の永平寺・鶴見の總持寺を両本山とする日本曹洞宗の寺院です。
1623年藩主打越家の手によって建立された後、矢島に移封された生駒家の菩提寺となり今に到ります。
茅葺き屋根の本堂を伽藍の中央に据え、大檀那生駒家を奉る御霊屋、開基打越家を奉る観音堂や開山堂、中興開山堂、さらには檀信徒会館庫裡「金龍閣」を擁しております。