龍源寺は、秋田県由利本荘市矢島町にある曹洞宗の寺院です。山号は金嶺山、本尊は釈迦如来。
住職挨拶
謹んで、能登半島地震にて被災された皆さまにお見舞申し上げます。
3年前、縁あって能登の總持寺祖院に拝登し、法要の導師を勤めさせて頂きました。
中越沖地震からの再興を果たし、厳かに建て直された伽藍を見、礼拝をし、
ありがたくも背筋の伸びる思いを致したことを覚えております。
諸行無常が世の法と言われますが、その中で「我々がどうするか」が最も大事なことであると思います。
中にあって、外にあって、その時その事に当たって「私はどうするのか」
そのことを常に問い続ける、心がけねばならないことです。
私たちの中で、それができる智慧と勇気が育ってくれることを願ってやみません。
被災地の皆さま、被災地のために活動する多くの皆さま、
そして一人一人にいらっしゃる家族友人皆さまの安寧を心よりお祈り申し上げます。
住職 合掌
令和6年3月1日
ブログ更新情報
開山400年記念法要
令和5年6月3日、龍源寺の歴史は大きな節目を迎えました。
開山から数えて400年目の記念法要が無事に執り行われました。
ブログ
令和6年1月4日
令和6年元旦挨拶
ホームページをご覧の皆さま、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
昨年は開山400年という祝歳でありました。
皆さまのお陰をもって勤め上げることができたと思っております。
改めて御礼申し上げます。
401年目、国内災害や事故など、衝撃をもって迎える事となりました。
被災された皆さまの安寧と、亡くなられた方々の冥福をお祈り申し上げます。
特別な年と思えば特別になり、普通の年と思えば普通の年となる。
私たちの思い込み、思考というのはかくも揺れ動き、好きなようにに物事を見ます。
龍源寺の401年目も、新しい年、次のステップと言えば聞こえはいいですが、
つまるところ与えられた今日の積み上げです。
「今、私は何をしているか」「今、私は何をすべきか」
常にこのことを忘れずにその今日を積み上げていくこと。
それが本来の「新しい」であろうと思います。
今年もこの一念を離れず勤めていきたいと思っております。
よろしくお願い申し上げます。
住職 合掌
ブログ
令和5年12月2日
摂心(坐禅体験)のご案内
12月1日から8日までの期間を、禅宗では「摂心(せっしん)」と申します。
釈迦牟尼仏世尊が悟られた12月8日へ向け、坐禅三昧の時間を過ごすことを指します。
龍源寺では今年より、12月5日を摂心の日とし、一日扉を閉めて坐禅を行うことと致しました。
ですが、ぜひ他の方とも一緒に坐りたいと思いまして、
夕方4時~5時までは、一般の方も参加していただけるように開放致します。
気兼ねなくお寺のチャイムを鳴らして下さい。
お待ち申し上げております。
諸堂案内
金嶺山 龍源寺は、福井の永平寺・鶴見の總持寺を両本山とする日本曹洞宗の寺院です。
1623年藩主打越家の手によって建立された後、矢島に移封された生駒家の菩提寺となり今に到ります。
茅葺き屋根の本堂を伽藍の中央に据え、大檀那生駒家を奉る御霊屋、開基打越家を奉る観音堂や開山堂、中興開山堂、さらには檀信徒会館庫裡「金龍閣」を擁しております。