令和7年2月挨拶
令和7年2月3日
ホームページをご覧の皆様に、謹んでご挨拶申し上げます。
寒波大雪など、天候にまつわるニュースが多く報じられておりますが、
矢島は年明けより、雪は降るものの、時に雨となり、時に晴れ間から太陽が顔を覗かせるという
秋田の冬にしてはとても穏やかな日の多い一ヶ月だった気が致します。
そんな中、ブログにも掲載しておりますが、境内裏の杉が倒れ、位牌堂に大きな損傷を受けました。
気がついたら倒れていた、という事になりますが、近いうちに倒木対策をと考えていた矢先、
非常に頭を悩ませております。
地域の方々、ご縁ある方々に扶けを受けながらでなければ寺院は運営できない。
それを改めて感じ、では自分に何が出来るかを考えておりますが、
やはり一僧侶として今日やるべきことを正面から見つめ、ただひたすらに行じるしかないようです。
コロナ禍の中、古き時代に龍源寺が日々何を勤めていたかを古い文献から検証し、
それを再び生き返らせる試みを今年から行っております。
一つ一つの祈り、行持が何を生み出すかは未だ分かりませんが、これも自分のやるべきことと信じ、
勤めて参ろうと思います。
いずれこれが多くの方と共に祈る時間となってくれるよう、まずは今年の一日一日に取り組んで参ります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
住職 合掌