令和4年 4月挨拶
令和4年4月24日
雪もすっかり姿を変え、境内も桜満開となりました。
陽は穏やかなれど、私たちの社会は変革と争いの中にございます。
それを生み出したのが我々人であるならば、
良い方向へ変えることができるのも人であるはずです。
それができるよう、種を植え、水をまくのが宗教の勤めだと思っております。
日々、祈りと儀式を忘れずに勤めて参りたいと思います。
5月開催の萬燈会は、それを形にした儀式です。
矢島の歴史とお茶の歴史を合わせた矢島茶会も、規模は縮小しながらも開催されます。
すべて、私一人では無く、多くの方とともに行うからこそ広がっていく。
広がった先に、また多くの方がいて、また広げていく。
お寺の行事とはそんな営みでありたいと切に思います。
ふらりと立ち寄って頂くだけでも結構です。
しっかりと準備を整えてお参り頂ければなお有り難いと思います。
多くの方の平和と安らいの為に、ぜひお寺をご利用下さい。
皆さまのお参りをお待ち申し上げております。